ご:泥水の中で(3回目)
ご機嫌よう。
miseriaです。少しずつ更新する頻度が下がってます。まあ三日坊主の私が5回目まで踏ん張ってる時点で褒めてください。えぇ…とりあえずmiseriaはここ数日前からガッツリ体調を崩しました…今は持ち直しましたがまだ学校行けてないので布団の中で打ってます…オフトゥン.[(:3[*:☆.。]
さてさて、イントロも始まってないのにドロドロ物語を作り出した前回を受けて、今回はもう少し先に進みマース。今回は「Muddy Water」の曲そのものをメインに感想を…
※このブログに書かれていることはあくまで筆者の意見です。稚拙なところも多々あるとは思いますが、私なりに考えたものなので軽く受け流してください。
【MeseMoa.】Muddy Water【1st single】 - YouTube
この「Muddy Water」(略してマディウォ、または泥水)、いっちばん最初が、Wセンターのあおとみの見せ場なんですよね。特に歌。振り付けは、なかなかインパクトというか、9人全員を俯瞰した時に視覚的にすごくわかりやすくなってます。この曲の振り付けをしてらっしゃるk'suke先生も私、小6くらいの時にどちゃくそハマったんですよね…先生と僕が好きだったんです。
まあそれはさておき、何が言いたかったかというと、マディウォって、出オチ…というと語弊があるかもしれませんが、初っ端の数十秒で聞いてる側の心をグラグラとかき混ぜてくるんですよね。なんなら雨音とか雷鳴とか含めて作られてますし、本当に情緒不安定というか、こちらとしては落ち着くタイミングがない気がします。
あおとみの歌パートか終わって、さあイントロだっ…という部分。1度雨音と弦楽器だけになります。音域からするとここの楽器は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのどれでも大丈夫そうですね…
振り付けは、この直前の倒れ込んだ状態から立ち位置を左右逆にして、屈みこみ、肩で息をするような動きをしてます。
ここもまた耳にも目にも印象が残りやすい部分ですよね。あと、あおとみがWセンターだというのもわかりやすいです。
しっかし…
この曲、雰囲気が安定しません…w
不穏、というと、ある意味ずっと醸し出しているものは同じかもしれません。ただ、細かく言えば、曲調がコロコロ変わったり音数がわかりやすく増減するために、緊張感が生まれ、その結果不穏なイメージを、聞いてる側に植え付ける…という作戦だと思います。私はこういう戦法の曲を勝手に、「激しく呼吸を操るタイプ」と呼んでいます。私が最近弾いた曲でいうなら、ベートーヴェンの悲愴ソナタの第1楽章ですかね。わからない方すみませんw
とにかく、急に音の大きさが変わったり、楽譜をパッと見てわかるくらい音符の数が変動したりする曲だと思っていただいてよいと思います。
やっぱり、音の大きさが変わると、聞いてる側の姿勢も多少変わります。大きくなれば、「あ、盛り上がってるんだな」と思ったりとか、急に小さくなれば、おっ…?となって細かい音を聞こうと前かがみになったりとか…
今までずっと4分音符ばっかりだったのに、急に16分音ばっかりになると、なんだかテンポが変わった様に聞こえたり…
こういう時って、大抵聞いてる側の呼吸が音に引っ張られているんです。
例えばラスサビ前に一瞬だけ休符がある曲。1番盛り上がる部分の前に、嵐の前の静けさ的な余白が作られている曲は沢山あります。この休符のタイミングって、自分が歌っているわけじゃないのになんだか息を吸ってしまう人、いますよね。( ゚д゚)ハッ←こんな感じw
これ、作曲した人の思うつぼなんですよね。あと、演奏してる人。
また、作曲した人と演奏している人の技量が問われる部分でもあります。どれだけ聞き手の呼吸を操れるのか。
ライブで、会場全体がひとつに感じられる瞬間、あれって、会場の中の人の呼吸が、息を吸うタイミングが本当に揃っているんだと思います。
そういうのが、曲の最初から最後まであって、一瞬たりとも聞いてる側が自由に呼吸できない…だとか、その変化がすごく大きい…とか、すごく短い間に沢山変化する…とか、そういう曲を、私は「激しく呼吸を操るタイプ」の曲と呼んでいるわけです。
そして、マディウォは一番のAメロの歌詞が始まるまで、聞いてる側の呼吸をゆっさゆっさするのですよ…
- 雨音から始まる←実際のライブを見たり、danceshot.Ver.やpractice.Ver.の動画を見て、MVだけの仕様じゃないんだと驚いた方いると思います。斬新ですよね。
- あおとみがしばらく同じ音パターンで歌うが、急に滑り台のようなメロディに(君を連れて行かないでと…)。音数が減り歌詞がよく聞こえるように。振りも、ウェーブ+倒れ込みで印象大←あおいくんの歌がが急にハッキリと聞こえ、明らかな変化に気付くはず。また、「君を連れて行かないで」の部分、吸うか吐くかは別ですが、ほとんどの人が一息で聞いているんじゃないかな。
- 歌詞がなくなり、雨音+弦楽器のみでシンプルにこの曲の間奏のテーマを提示。肩で息をするような振り。←MVもスローモーションになるように、スピードがグッと落ちます。また、振りに合わせて息をしてしまう人、すごく多いと思う。本当に多いと思うw
- 音数が増える前の三連符、「ド・ド・ド」(ドラムのキックの音みたいなやつ)。ぷんちゃんセンターの四角形フォーメーションから、一気にあおとみが前に出てきて、全員の顔が見えるように。←上の3.の部分で操られていた呼吸が、また三連符にあわせて、吸ってしまう。
- 音数が増える。エレキギターと弦楽器がメインの間奏。さっかまでの9人全員のフォーメーションを重視する振りから、全員同じの「踊り」がメインの振り付けに。ここの振りはサビと共に曲の中で何度も出てくる。割と速い。スピード感が大分上がる。←私はここで毎回心拍数が上がりますw
- 「ポチャン(音)」+「ポチャン(手の動き)」←ライブでサイリウムの動きが揃っているとk'suke先生がTwitterで呟いておられましたwここは息を吸ってしまうタイミングだと思います。
- Aメロが始まるまでの穏やかなひと時。1番と2番で振り付けが違いますが、どちらも意味深でメッセージ性を感じます。←やっと落ち着ける最初の場所。5.のあの激しい感じは何処へ行った?という変わり様。
Aメロが始まるまでの私がポイントだと思うところをまとめました。その部分の説明と、矢印←の後ろはその部分の効果です。
あらま大変…
聞いてるこっちの心が持ちそうにないです。よくもまあこんな歌を…流石です。halyosyせんs(ry
大好きです。
ともかく、マディウォは曲始まって数十秒で聞き手の呼吸をゆっさゆっさして、心をガシッと掴む、そんな曲だということです。とみたんもあおいくんも、表現力のとても豊かな人ですから、余計にそうなんだと思います。
3回もやってきた泥水の中でシリーズ、いまだ1番のAメロに到達出来ていない!w( ^ω^ )ワラエネーヨ
はい、次回は1番の歌を中心に行こうと思います。振り付けの考察もやってて楽しいですが、私の文才の関係で上手くまとまらないので、断念しますw
あ、あと、このブログに初アクセスがありました。何の報告だって感じですが、見られる可能性があるとわかっていたとはいえ、公開してるし、見てもらいたい気持ちがあったとはいえ、ちょっと驚きw嬉しい気もするし、そうじゃない気もするしw
いずれにせよ読んでくださった方がおられるなら、それ自体はとても嬉しい限りです。ありがとうございます。
また、今回もここまでお付き合いありがとうございました。
では、
ご機嫌よう