Miseria's Diary

桜寄りの箱推しなMeseMoa.ファンの高一女子が、思うところを吐き出す場所

よん:泥水の中で(2回目)

ご機嫌よう。

miseriaです。始業式が終わり、課題考査も終わってしまいました。遂に3学期が始まりました。風が強いです。そんな日に限って髪の毛を下ろしているので、量の多いロングヘアが私の視界を遮ります。昨日まで宿題が鬼のような顔をして迫って来たので流石にスマホを触れませんでした。今日の提出物は出しましたが、明日の分をやらねばなりませんので、今回も手短に。

 

※今回のブログには私個人の主観に基づく意見が沢山あります。また多少死ネタを含みますので、ご注意ください。軽く受け流していただきますよう、お願いします。

 

さて、内容に入りましょう。

前回からMeseMoa.の1stシングル、「Muddy Water」について感想を書き連ねています。1回目の前回は、イントロに入る前のあおい、とみたけの歌パートについてグダグダ言いました。

 【MeseMoa.】Muddy Water【1st single】 - YouTube

 

もう恐ろしいですよhalyosy先生。

今回はイントロ前の歌詞をじっくり考察してみたいと思います。多少MVも交えて考えて行こうかな。

 

とりあえず、次はここですね

 

君を連れて行かないでと

濡らす頬の雫さえ泥で濁っていく

 

前回のブログにも書きましたが、ここまで不動だったメロディラインがガラッと雰囲気を変えます。ここは振り付けの印象も強いと思います。

 

前から

気まぐれプリンス↓

にーちゃん+フォーゲル↓

白服+ノックソ↓

野崎弁当+二番煎じ

の順番で腕で首を切るような動作の後倒れ込んで行きます。

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ザ・不穏

 

最初からそうでしたが、この曲すっごく不穏です。全くもって穏やかならざる曲です。

あおいくんパートが「君を連れて行かないで」となっています。“君”とは一体誰なのでしょうか…あおいくんと親しい関係の…恋人でしょうか…?そしてその“君”が連れて行かれてしまう状況とは…?誰かに取られるということなのか、はたまた誰でもない人に、つまり“君”が死にそうだということなのか。

続く「濡らす頬の雫さえ泥で濁っていく」はあおとみのユニゾンです。「頬の雫」は恐らく涙でしょう。「泥で濁っていく」のは彼が雨の降る中、屋外で顔が地面に付くほど倒れ込むとか、座り込んでいると解釈しましょうか。

 

歌割りからすると、“君”を連れて行かれそうなのはあおとみの両方ではなくあおいくん。頬の涙を泥で濁しているのはあおとみ両方とするべきでしょう。ならば、“君”を連れて行くのはとみたん…?でもとみたんも泣いているようですし、これは微妙です。そもそも、“君”を連れて行かれそうなあおいくんが泣くのはまだわかります。単純に悲しさからかもしれませんし、もしかすると“君”が連れて行かれる事態になってしまったことに責任を感じて後悔しているのかもしれません。

しかし、何故とみたんは泣いているのでしょうか…?

 

はい、まだ1番のAメロも始まっていないのに物語がうっすらとシルエットを形作り始めました。流石です。halyosy先生←何回目

ではここで、とみたんの涙の理由を探るため、少し曲の最初に戻ってみましょう!

 

涙の雨が

愛を切り裂く

時に激しく

時にうるさく

夜に渦巻く

大蛇の如く

地に伏せ脆く

心を砕く

 

私が注目したのは、とみたんパートの「愛を切り裂く」と「時にうるさく」です。とみたんは、愛を切り裂く側、切り裂かれる側、どちらなのでしょう。ここで活きてくるのが、「時にうるさく」です。うるさいという言葉は、煩わしい、邪魔だという意味を含んでいます。この場合では愛を切り裂かれたが故に、邪魔だ、とかやりきれない、とか感じているとするのが定石でしょう。うるさいと感じているのは恐らくとみたん…つまり、とみたんは愛を切り裂かれた側なのです。切り裂かれる愛が既にあったとみたん…互いの思いを確認しあった恋人がいたのでしょう。では、とみたんの愛を切り裂いたのは誰なのか?

 

私はズバリあおいくんだと思うのです。

 

あおいくんパートの「涙の雨が」と「時に激しく」この中の涙がもし、あおいくんの涙だったら…?

結論を言います。

とみたんには恋人がいました。しかし、その人に恋焦がれる人がとみたん以外にも…あおいくんです。あおいくんは涙を流します。諦めようとしても、激しい思いはもう止まらない…その人は優しい人だったのかもしれません。あおいくんの涙に、とみたんとの愛がぐらつきます。とみたんは思います。「ああ、うるさいな」と。2人の、3人の心は夜に渦巻く大蛇に砕かれたよう。

 

ここからは、2パターンがあると思っています。

 

  1. 恋人を何らかの形で自分だけのものにしたとみたん。あおいくんは「連れて行かないで」と叫びますが、もう後の祭り。しかし、根が優しく真面目なとみたんは素直にそれを喜べません。あおいくんも、遂にはとみたんも、涙を流しながら突っ伏してしまいました。
  2. 中途半端な関係のままの3人。問題を解決する間もなく、2人の想い人がいなくなって(もしくは死んで)しまいます。あおいくんは「連れて行かないで」と誰ともわからず叫びます。とみたんはあおいくんよりも少し大人です。もしかすると、それがその人の出した結論だったのかもしれない、と彼もまた涙を流すのでした。

 

と、こんな感じです。“君”を連れて行くのが、とみたんなのか、その他なのか、の違いだと考えてください。ただ、あくまでイントロが始まる前のあの数十秒の歌詞のみで推察したので、歌全体で考えるとまた違ってくるとは思います。うやむやにした部分も多いですしね。

 

 

しかし…

 

 

やはり違和感があるんですよね…これ

 

上の2つのパターンだと、とみたんの立ち位置がどうしても微妙なんです。

 

なので、納得のいくまで考えました。少し、というか結構、いえほとんど想像(妄想)の産物なので、上の2つと並べるのは躊躇しました。その結果が↓です。

 

微妙な関係を続けていた3人。しかし、「うるさい」と感じたとみたんの心が知らず知らずのうちに恋人に向かってしまったのかもしれません。その人の気持ちは次第にあおいくんへと傾いて行きます。違和感や戸惑いを感じながらも、想い人が自分を見てくれたことに喜びを隠せないあおいくん。対して、苛立ちを募らせていくとみたん。このままあおいくんに取られるくらいなら…こじらせてしまった恋心は嫉妬や憎悪へと変わり、とみたんは大切だったはずのその人を手にかけてしまいます。心を、文字通りの心臓を、砕いてしまったのです。驚くあおいくん。とみたんの仕業だと気付いたかはわかりませんが、とにかく大好きな人が消えてしまったことに対し、「連れて行かないで」と叫ぶしかありません。一方で我に返ったとみたん。取り返しのつかないことをしたと気付き、深く深く、心に傷を負います。さらに、あおいくんの叫びに、連れて行ってしまったのは自分なんだと自らで自らを追い込み…涙を流しながら突っ伏してしまうのでした。

 

 

長い…w

 

1番のAメロすら始まっていません。イントロ前の曲のつかみだけで、ドロドロの3角関係が出来上がりました。他にも同じようなストーリーの歌詞考察をしてらっしゃる方を散見しましたが、イントロが始まる前のこの部分だけで辿り着けることを証明したのは私だけではないでしょうか?w←おこがましいわ

何はともあれ、大好物です。halyosy先生、ご馳走です。w

 

 

さあ、曲全然進んでないのにすごく疲れましたwじっくりと歌に向き合ってみるのは楽しいものです。

 

また上にも似たようなことを書きましたが、ここまでの内容は、あくまで私個人の主観に基づく考察です。不快に感じられる方がおられるやもしれませんが、そこらへんはフラットに考えていただけると幸いです。

 

では、

 

ご機嫌よう